アラカルト

一品料理です。世に散らばる情報をかき集め、とりあえずまとめてみようという企画です。


東の現業機関(総括)

雑文

かつて車掌は営業職、運転士は技術職という括りで駅→車掌、検修→運転士という流れが一般的でした。 しかし近年は私鉄に倣い運転士も営業職の延長という考えになり従来運転士と検修社員は同じ運転区所 (例えば運転区や運転所)に所属していたのを、運転士は車掌区と合併した運輸区へ異動、 運転士のいなくなった運転区所も車両配置区所の集約、工場との合併、業務の外注化、車両センター ないしは総合車両センターに名称変更など合理化を進めています。もっとも今に始まったことではありませんが…
*印は新設機関です。

最近の変化

2005/12/10付 仙台支社現業機関再編
仙台支社現業機関再編
会津若松運輸区、磐越東線営業所の乗務員部門を郡山運輸区に統合。車両、検修部門はそれぞれ郡山総合車両センターの派出になりました。 郡山運輸区はかつて存在した乗務員、車両配置区所ですが、今回は最近の方針に従い乗務員のみ所属となっています。 また福島運輸区と仙台新幹線運輸区福島支区が統合し、福島総合運輸区が誕生しました(福島運輸区の一部社員は郡山運輸区に転籍)。 「総合運輸区」は初の試みです。 郡山総合車両センターに車両配置がなされることになり、これで車両配置のない総合車両センターは秋田と大宮のみになりました(その後大宮は2006/3/18改正より車両基地化、秋田のみに)。

2005/12/10付 高崎支社現業機関再編
高崎支社現業機関再編
高崎支社管内の車両配置区と検修部門を高崎車両センターに集約、車両配置の無くなった新前橋電車区は運輸区化されました。 合わせて高崎車掌区と高崎電車区を統合、こちらも運輸区になっています。 ちなみに高崎車両センターは高崎に従来からありますが今回から高崎支所になり、 新前橋が本所になりました。その他籠原派出(籠原運輸区の検修部門を分離。籠原運輸区自体は乗務員区所として存続)があります。

2004/10/16付 千葉支社現業機関再編
千葉支社現業機関再編
幕張電車区木更津支区を千葉運転区の支区に改組し、運転区所の合理化が図られました。ちなみに木更津支区は久留里線全線を乗務範囲としています(車掌は千葉車掌区)

2004/10/1付 東京支社現業機関再編
東京支社現業機関再編
湘南新宿ライン増発の為バランスを取る必要から新宿運輸区が発足しました。

2004/6/1付 東京・八王子・大宮・横浜支社現業機関再編
東京総車
4/1付で再編しなかった残りの支社も同じく乗務員の所属しない運転区所を全て車両センター/総合車両センターに名称変更。同日付で大井工場と隣接する山手電車区を統合し東京総合車両センター発足。

2004/4/1付 高崎・水戸・千葉・仙台・盛岡・秋田・新潟・長野支社現業機関再編
いわゆる旧東京地域本社4支社(←旧国鉄東京3局)以外の支社で乗務員の所属しない運転区所を全て車両センターに名称変更。ただし工場機能を有する区所は総合車両センターに名称変更。

2004/3/12付 八王子・千葉支社現業機関再編
八王子・千葉支社現業機関再編
中央線車両が豊田区に集約され、豊田区からは武蔵野線車両が全車千葉支社京葉区へ転属しました。千葉支社と八王子支社の間では武蔵野線車両と総武線各駅停車用車両が交換されたことになります。

2003/12/15付 八王子・千葉支社現業機関再編
八王子・千葉支社現業機関再編
中央総武各駅停車用車両が八王子支社三鷹区へ全車転属し、習志野電車区は廃止され電留線化されました。

2003/10/1付 仙台支社現業機関再編
仙台支社現業機関再編
仙台車掌区が解散、運転士と共に運輸区に所属することになり、宮城野電車区は仙台電車区の派出になりました。

2002/3/23付 長野支社現業機関再編
長野支社現業機関再編
松本運転所が解散、運転士は車掌と共に運輸区へ、車両と検修社員は電車区に所属することになりました。

2001/4/1付 組織変更
東京支社から大宮支社が分離発足しました。これに合わせ運輸局の監査対策で白坂〜白河間が仙台支社へ移管されました。

2000/7/1付 横浜支社現業機関再編
横浜支社現業機関再編
大船電車区の車輌、研修部門と大船工場が合併して鎌倉総合車両所が誕生しました。 前者は長島地区、後者は深沢地区と別々の地にあります。合わせて電車区の運転部門と大船車掌区が統合し、大船運輸区も誕生しています。

1999/3/1付 東京支社現業機関再編
東京支社現業機関再編
品川地区再開発に伴う合理化。余談ながら1998/3/26にはJR貨物の品川機関区が塩浜地区に移転し川崎機関区に改称しています(が、いつの間にか新鶴見機関区の派出になってる)。


前の変化

断片的にしか把握していません。事実誤認も上記以上にあるかもしれません。現在存在しない機関名が書いてあり、なおかつそれに関して何も記述がない場合は 現時点で把握出来ていない(日付が分からない)再編等があったと言うことです。詳しい情報をお持ちの方はお知らせ下さい。
新設機関なのに*が付いていないのは前からその名前だったかもしれないから(特に運転区所)

1998/4/1付 組織変更
東京地域本社は八王子支社が分離発足されると同時に東京支社に改称しました。合わせて東北地域本社は仙台支社と改称しました。これにより地域本社は消滅しました。

1996/12/1付 車両転配
東京地域本社から横浜支社分離(同年10/1)され、線区と車両配置区所が分離された状態になってしまったので、 相模線用車両が豊田電車区から国府津電車区に、横浜線用車両が蒲田電車区から大船電車区に異動しました。 これに伴い蒲田電車区は車輌配置が無くなりました。

1995/12/1付 千葉支社現業機関再編
千葉支社現業機関再編
房総地区の現業機関が合理化されました。

1991/3/16付 盛岡支社現業機関再編
盛岡支社現業機関再編
在来線部門と新幹線部門を分離、統合しています。その他盛岡支社管内では大館運輸区、弘前運輸区、横手運輸区が発足しています(詳細不明)。

1991/3/16付 千葉支社現業機関再編
千葉支社現業機関再編
新設されて5年足らずの津田沼運転区が津田沼車掌区の一部と合併、習志野運輸区になりました。

1989/3/16付 盛岡支社現業機関再編
盛岡支社現業機関再編
このときの改正では八戸運輸区の他、一ノ関運輸区、一ノ関運輸区気仙沼派出所、釜石運輸区宮古派出所、小牛田運輸区、会津若松運輸区が発足しています(詳細不明)。

1988/12/1・1989/10/1付 千葉支社現業機関再編
千葉支社現業機関再編
1988/12/1の京葉線新木場開業と共に京葉運輸区が運転士のいない車掌区所として開設され、翌年の10/1に津田沼運転区新習志野派出所から運転士が転入しています。 当時京葉線の車両は習志野電車区に所属していて津田沼運転区新習志野派出所に常駐されていましたが、同じく1989/10/1に京葉準備電車区に改称されました。 その後1990/3/10の京葉線東京開業と共に京葉電車区に再改称され、習志野電車区所属の京葉線用車両が転入してきました。

1988/3/13付 高崎支社現業機関再編
高崎支社現業機関再編
高崎線池袋乗り入れに伴い高崎支社は都心よりの機関を増やしました。同年12月には籠原運輸区に改称されています。 またこの3/13改正では京葉線車両が常駐していた津田沼運転区鷺沼派出所が津田沼運転区新習志野派出所に改称されています。

1988/3/13付 長野支社現業機関再編
長野支社現業機関再編
中込駅乗務員は中込駅長以下に所属する車掌機関のこと。1986/11/1に長野車掌区中込支区から改組されました。 なお翌年12月に中込運輸区に改称、その後1991/4/1に小海線営業所となっています。

1987/11/1付 水戸支社現業機関再編
水戸支社現業機関再編
今まで車掌区所と運転区所は別々でしたが、国鉄及びJRを含め初めてそれらが統合された機関が誕生しました。 なお翌年12月に原ノ町運輸区に改称されています。


民営化以前

1986/9/1付 千葉鉄道管理局現業機関再編
千葉鉄道管理局現業機関再編
津田沼電車区の運転部門と車両、研修部門が分割されました。

1986/3/3付 東京北・南鉄道管理局現業機関再編
東京北・南管理局現業機関再編
京浜東北線車両を浦和区に集約しました。

1986/3/3付 東京西鉄道管理局現業機関再編
東京西管理局現業機関再編
中央総武各駅停車用の車両を三鷹区に集約し(三鷹区は中央線専用車両が武蔵小金井区へ異動)、中野区は車両無配置化されました。

1985/11/1・1986/3/3付 東京北・南鉄道管理局現業機関再編
東京北・南管理局現業機関再編
両電車区の運転部門と車両、研修部門を分割した上で車両を品川区に集約、山手電車区に改称しました。


統廃合に際して名称の変更がない区所からの人の流れは一部省略しています。
また、表現、見解は単なる作者の考えであって、会社そのものの見解ではありません。 そもそも機関の再編は労務管理的要素もあるため様々な解釈が存在することを付け加えておきます。 明らかな誤記の場合はいつものようにページ下部のフィードバックへお願いします。

ゆくゆくは国鉄末期からの一連の流れをまとめてみたいと思っています。資料をお持ちの方、 こういったものに精通している方は是非ご協力頂ければと思います。

制作にあたっては小田急一郎さんのご教示を頂きました。ありがとうございました。

   
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